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新規テトラヒドロビオプテリン代替化合物ライブラリーからの革新的脳・神経疾患治療薬の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 郡山 恵樹  金沢大学, 医学系, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要テトラヒドロビオプテリン(BH4)の欠乏は神経伝達物質生成の低下を引き起こし、先天的な乳幼児の代謝異常症だけでなく成人における後天的なパーキンソン病やうつ病といった、進行性の中枢神経疾患も引き起こす可能性が論じられている。天然型のBH4製剤の脳移行性や不安定さのため、可及的速やかなBH4代替化合物の開発が求められている。そこで、我々は新規BH4代替化合物ゲニピンの安定誘導体ライブラリーを構築した。また、IPRG001は特にBH4代替作用が強いことが分かった。今後はゲニピン誘導体による神経伝達物質の生成効果などを調べ、革新的な脳・神経疾患治療薬の開発を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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