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老人性認知症の治療を目指したHDAC2選択的阻害薬の創製

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 鈴木 孝禎  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2013
概要初めに、既知のHDAC1/2選択的阻害薬と既知のHDAC2/3選択的阻害薬の構造をハイブリッドさせるリガンド構造を基にしたドラッグデザインにより、HDAC2選択的阻害薬の創製を目指した。しかしながら、既知のHDAC2/3選択的阻害薬は、我々の評価系では全くHDAC2/3選択性を示さず、合成したハイブリッド化合物もHDAC2選択性を示さなかった。つぎに、HDAC2のX線結晶構造を基にしたドラッグデザインおよびクリックケミストリーを用いたアプローチによりHDAC2選択性の獲得を目指した。その結果、比較的高いHDAC2選択性を示す化合物を見出すことに成功した。今後、薬理研究グループとの共同研究を行いHDAC2選択的阻害薬の老人性認知症治療薬としての開発を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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