研究責任者 |
副島 潔 佐賀県窯業技術センター, その他部局等, その他(移行)
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 有田焼等の磁器で使用される磁器原料の粉末により、素地成形を3Dプリンターで直接行うことを可能にする原料開発を目標として研究に取り組んだ。インクジェット噴射による成形は事前の予備実験による結果に反して非常に困難であり、評価した粉末では3Dプリント後の状態が非常に脆く、良好な解決策を見いだすに段階には至らなかった。噴射側のバインダーを変更する実験でも、研究機材のインクジェットノズルの詰まりを誘発する結果となった。総括して、達成度は50%程度であり、当初の目標を達成する段階には至らなかった。成型が終了していれば、ほぼそのまま焼結することは確認できており、成型が可能となる材料開発を継続して行いたい。
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