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DLC正極保護膜によるリチウムイオン電池高温サイクル特性改善

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 岡 好浩  兵庫県立大学, 工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2013
概要リチウムイオン電池の正極表面に膜厚数nm のDLC 保護膜を形成することによって、高温サイクル特性を改善した。複雑な形状の複合体正極表面にもDLC 膜が形成できる成膜条件を確立し、均一に成膜できていることを確認した。DLC 保護膜を形成したLiNi0.5Mn1.5O4 正極を用いたハーフセルにおいて、動作温度55°Cでの高温サイクル評価を行い、DLC 保護膜により高温サイクル特性が改善していることがわかった。本研究の結果を受けて、リチウムイオン二次電池の高温耐久性に関する研究・開発がいっそう加速されることを期待する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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