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酵素抗原法への応用をめざしたHelicobacter pyloriのビオチン化抗原ライブラリの構築

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 水谷 泰嘉  藤田保健衛生大学, 医学部, 助教
研究期間 (年度) 2013
概要Helicobacter pylori(Hp)の蛋白ライブラリ構築を目標として、288種類の遺伝子を対象にクローニングを実施した。クローン化した遺伝子をもとに、コムギ無細胞系によりビオチン化蛋白を合成した。最終的に226種類の蛋白からなるライブラリを構築できた。このライブラリを対象に、胃癌患者血清および胃粘膜組織抽出液でAlphaScreenを実施したところ、複数の蛋白で反応シグナルが検出され、構築した蛋白ライブラリを抗原スクリーニングに利用できることが確認できた。今後、蛋白合成に至らなかった遺伝子をクローニングして、ライブラリの規模を拡大するとともに、構築した蛋白ライブラリを対象に、患者血清および病変組織抽出液を用いて、病態マーカー抗原をスクリーニングしていく。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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