研究責任者 |
西村 忠己 奈良県立医科大学, 医学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 実用化を念頭に軟骨伝導補聴器を試作し、外耳道閉鎖症に対してフィッティングを行った。試作補聴器は小型化、省電力化を達成し、この点については市販の補聴器と遜色ない結果が得られた。振動子の形状については様々な形状を作製し試したが、耳型を採取しシェルを作製、その中に振動子を埋め込むタイプが現時点では伝導効率、固定の点から最も適していると考えられた。実際に効果を外耳道閉鎖症の被験者で試したところ、十分な装用効果が得られた。今後は臨床試験での症例を増やし、安全性、耐久性、審美性について評価ならびに検討していくことで、製品化することを目指す。
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