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新規米ペプチドの生体防御作用の解明とその健康機能素材への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 谷口 正之  新潟大学, 自然科学系, 教授
研究期間 (年度) 2013
概要米タンパク質由来ペプチドであるAmyl-1-18は、歯周病菌とニキビ菌に対して高い抗菌活性を示した。また、日和見感染細菌、日和見感染真菌、侵襲性歯周炎原因菌、う蝕菌などに対しても抗菌活性を示した。Amyl-1-18の微生物細胞膜に対する損傷作用は弱いことがわかった。一方、AmyI-1-18は、翻訳ステップとリフォールディングステップを阻害してタンパク質合成を阻害することが示唆された。AmyI-1-18の抗炎症作用と創傷治癒作用を解明するために、それぞれマクロファージと血管内皮細胞を用いて検討した結果、ヒトの生体防御ペプチドと同じように、抗炎症作用と創傷治癒作用を有することがわかった。AmyI-1-18は、哺乳類の細胞に対して毒性を示さないことがわかった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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