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抗真菌作用をもつ新たなサイレージ用乳酸菌製剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 西野 直樹  岡山大学, 環境生命科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要難培養性ホモ発酵型乳酸菌LAB-1のサイレージ用添加剤としての効果を、トウモロコシホールクロップおよび飼料イネで検証した。トウモロコシサイレージは乳牛への給与試験も行い、採食量にネガティブな影響がないことかを明らかにした。また、小規模サイロの実験でLAB-1の変敗抑制作用を確認し、その効果は飼料イネでより大きいことを明らかにした。細菌フローラの解析から、添加したLAB-1はいずれのサイレージでも生残していると判断された。また、LAB-1の添加効果は106>105>104 cfu/gの順に大きかった。乳牛による採食量は、無添加サイレージよりLAB-1添加サイレージの方が12%少なかったが、有意差は認められず、LAB-1の添加でネガティブな影響はないと評価した。 現在、大きな効果がみられた飼料イネのデータ解析を進めており、今後この結果を含めて特許申請を早期に行う予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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