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蛍光Nitroxideを用いたアスコルビン酸計測の実用化研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 大和 真由実  九州大学, 先端融合医療レドックスナビ研究拠点, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要本申請課題では、病態モデル動物や食品にアスコルビン酸測定用蛍光プローブを適応し、その有用性を示すことを目的とした。病態モデルとして、脳虚血再灌流モデルラット、老化マウス、糖尿病モデルラットを用いた。各組織および血漿サンプルでは、HPLCと同等の精度で、アスコルビン酸を評価することに成功した。また、市販飲料水についても簡便にアスコルビン酸の評価が出来た。アスコルビン酸は、生体内の反応に関わる還元剤であり、その評価は生理機能や病態メカニズムの解明につながる。また、添加物であるアスコルビン酸の測定は、食品の品質管理においても重要である。本研究の成果は、市販化に向け重要かつ強力な推進力になると考えている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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