抗体活性を有する新しいシルク素材「アフィニティーシルク」作製の基盤技術の開発とその応用
研究責任者 |
佐藤 充 独立行政法人農業生物資源研究所, その他部局等, 研究員(移行)
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | アフィニティーシルクの新しい形状としてシルクフィルムを作製した。シルクフィルムをコーティングしたELISAプレートにおいて抗原特異的な抗体活性を保持させることに成功した。また、アフィニティーシルクの実施例を増やすために、ウイルスや疾患マーカーに特異的なアフィニティーシルクの作出を行った。今後も引き続きこれらのアフィニティーシルクの機能性評価を進めていく。様々な疾病の防除や診断にアフィニティーシルク技術が利用できれば、非常にインパクトは大きく、産学共同の研究開発に向けての大きな足掛かりとなる。さらに組換えカイコによる有用物質生産の振興と発展に大きく貢献することが期待される。
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