認知症ケアを高齢者の感情面から予防する情動ロボットによる新療法
研究責任者 |
中川 志信 大阪芸術大学, 芸術学部, 准教授(移行)
|
研究期間 (年度) |
2013
|
概要 | 認知症の要因である人間の老化は、知力、体力より「感情の老化」が認知症要因との諸説から、家族と対話機能のある認知症ケアロボットとのコミュニケーションで認知症高齢者を情動させ、認知症進行を抑制する仮説を立て実験を行った。視覚、聴覚、触覚を刺激する情動ロボットを完成させ、認知症高齢者への検証実験と脳波測定を行った。家族との対話機能と、それを引き立てるロボットの情動は、実験後の脳波結果からも有効であることが明らかになり、認知症進行抑制の新療法としての可能性が発見できた。
|