概要 | 本課題では,離床行動のモデリングとセンサ配置の最適化,既存装置を上回る検出精度の達成,及び装置の小型化とモニタリングシステムの開発を目標として,8ヶ月間に渡る研究開発に取り組んだ.モデリングと配置最適化については,ズレの問題を解決するために脚荷重センサを新規に試作した.これにより,配置数を6カ所から4カ所に減らすことができた.検出精度に関しては,長座位では既存センサの性能を下回ったものの,端座位と完全離床ではボルトセンサの効果により100%の検知が達成できた.装置の小型化については,ハードウェア化は達成できなかったが,省電力無線モジュールによるモニタリング環境を構築し,実用化への道筋を付けることができた.
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