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新発想のフォルムを持ったアルミ押し出し『円形翼バタフライ風車』

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 原 豊  鳥取大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要小型風車の低コスト化と性能向上を目標として,アルミの押出と曲げ加工によって製作した円形翼を回転軸に直接取付けた極めてシンプルな構造をもつ垂直軸風車を試作した.目標値の1つの起動風速3m/s以下はほぼ達成したが,風速11m/sで300Wの出力については,実測が11.3m/sで241Wと目標値には達しなかった.原因は風車と制御装置の不整合であることが判明し,実験値への理論フィッティングから推測した風車ロータの最大出力では目標値と同等程度の特性であることを示した.アルミ押出の円形翼は安価であるため,試作機の直径(約2m)を7.5m程度に大きくすることで,さらなる性能向上と低コスト化が期待できる見通しを得た.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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