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アルツハイマー型認知症の血液診断マーカーの高感度化に必要な糖鎖変化に関連する新規機能因子の検索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 谷口 美也子  鳥取大学, 医学部, 助教
研究期間 (年度) 2013
概要本申請課題では、アルツハイマー型認知症(AD)の血清中におけるトランスフェリンのシアル酸量の変化が何に起因するものであるかを検証するとともに、その要因がシアル酸量の変化よりも有用な診断マーカーとなりうるかを検討することを目的とした。本研究期間では、シアル酸を付加するシアル酸転移酵素に関連する数種類のタンパク量と機能を測定したところ、すべてにおいてADの血清中で有意に低下しており、さらにADにおける転移酵素量の低下が、感度・特異度ともにシアル酸量よりもより有効な指標であることが示唆された。今後はAD特異性について確認すること、また病気の進行のどの程度初期の段階から検出できるかについて長期的な追跡調査を実施していきたいと考えている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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