ロコモティブシンドローム予防のためのハイブリッド型他動運動装置の開発
研究責任者 |
藤野 英己 神戸大学, 保健学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 加齢等に伴う筋減弱症を予防・改善することができるハイブリッド型他動運動装置を開発した。これまで優位性を検証してきた変調中周波電気刺激を用い、自力的な運動に依らず、臥位姿勢で安全かつ筋力増強運動と同等の効果を得られる運動装置を開発することを目的とした。一方、電気刺激のみでは、筋減弱症を予防・改善することができる程度の刺激強度を得ることが困難であることから、筋に対する適切な刺激強度を得る手段として、他動関節運動による機械的な伸長刺激を組み合わせた。その結果、電気刺激による負荷量に比較して、2倍以上の運動負荷が可能となり、筋減弱症を予防・改善することができる目安である筋負荷量を超えることができた。
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