タンパク質修飾用新規ポリエチレングリコールの用途開発を目的とした高機能化
研究責任者 |
池田 豊 筑波大学, 数理物質系, 研究員
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 我々はこれまでにタンパク質の酵素活性及び分子構造が従来法と比較して格段に保持されている新しいポリエチレングリコール(PEG)修飾法を開発してきた。本研究では、この新しいタンパク質修飾法をバイオセンサー等様々な分野に展開すべく、開発したPEGの更なる高機能化を試みた。本研究期間に新たに2種類のPEG誘導体を開発した。いずれも新規化合物であるため、特許出願を行う予定である。また、製造方法に関しても従来はエチレンオキシドの重合反応を行う必要があったため、重合技術を有さない企業における製造が困難であったが、市販のPEGから合成する方法を開発したため、市販化への可能性が高まった。
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