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周波数変調信号ラべリングによる高速・低消費電力ルーティングシステムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 岸根 桂路  滋賀県立大学, 工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要周波数変調により付加情報をデータフレーム信号に重畳して送受信する伝送システムにおいて,受信部で変調信号(ラべリング信号)を抽出し,ラベリング信号に基づき経路選択動作(ルーティング)を実現するための復調回路設計と動作検証を実施した. 検証は,65nm-CMOSのモデルパラータを使用したシミュレーションと復調動作モデルによる数値計算により行った. 10Gb/sデータフレーム信号に対し,ルーティング切り替え速度:0.1μs,切り替え可能な経路(チャネル)数:10chでの実現目標に対し,切り替え速度:0.084μs以下,経路数:10ch以上の結果が得られた.今後は,実ボード上にシステムを実装して高速モードで動作させ,復調動作の限界をハードウェアで検証する. これら検討により, より広範なシステムに対応する回路開発への適用が可能となる.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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