ワンプッシュ微細リンクル加工技術を基盤としたパッチフィルム型超高感度ケミカルセンサーの開発
研究責任者 |
遠藤 洋史 東京理科大学, 工学部第一部工業化学科, 助教
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本研究では、ゴム表面に金属蒸着などの表面改質を行い、座屈現象を利用して微細凹凸構造(リンクル)を作製し、高感度な自立性を有する表面増強ラマン散乱(SERS)センサーナノ薄膜を開発することを目的とした。オリジナルの多点立体伸長法により、リンクル膜の量産化に成功するとともに、非常に安定な自立ナノ薄膜として剥離できることを実証した。また、コロイド粒子配列を鋳型とした金属ナノカップアレイや選択的構造変換可能なプロセスを確立し、自発液滴輸送能を有する新規ケミカルセンシングデバイスの開発に成功した。
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