研究責任者 |
角田 誠 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師(移行)
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 疾病の早期診断を可能とするような医療技術の開発は、今後更なる超高齢化社会を迎える日本において重要である。本研究においては、早期疾病診断、特に、アミノ酸プロファイリングによる予防診断への応用、を可能とするオンチップデバイスの要素技術として、生体分子の高速分析を可能とするオンチップ高性能分離媒体の開発を行った。圧力損失の小さい新規低拡散曲線構造の開発を行い、高流速において十分な分離能を有することを明らかとした。また、多孔性ピラー構造の開発に向けた基礎検討を行い、最適条件を見出した。今後、これらの要素技術を用いて、アミノ酸の超高速分離へと展開していく予定である。
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