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顕著な抗腫瘍活性を持つ高活性BBPI誘導体の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 岩尾 正倫  長崎大学, 工学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2013
概要研究責任者らにより開発された水溶性トポイソメラーゼI阻害剤BBPI-7は、マウス結腸がんcolon26に対して、臨床で用いられているトポイソメラーゼI阻害CPT-11(塩酸イリノテカン)と同程度の抗腫瘍活性を示すことが明らかになっている。本研究においては、CPT-11を上回る抗腫瘍活性が期待される新たな水溶性BBPI誘導体を設計・合成し、活性評価を行った。その結果、新規BBPI-19がcolon26に対してCPT-11を上回る有意な抗腫瘍活性を示すことが明らかになった。今後は、BBPI-19を臨床応用につなげるため、更なる構造最適化、薬物体内動態解析、ヒトがん腫に対する抗腫瘍活性評価等に取組む。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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