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ナイキストレートを超える高速情報伝送技術の研究開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 杉浦 慎哉  東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要本研究開発では、ナイキスト基準で決定されるシンボル間隔の限界を超える高速情報伝送技術、Faster-than Nyquist Signaling (FTNS)、の実現を目標として、その実用化に不可欠な低演算量受信機開発と理論上限の導出を実施した。具体的には、1.広帯域通信を前提としたチャネル伝搬路に対応可能、2.FTNSで生じるシンボル間干渉の影響を除去可能、かつ、3.現状の受信機規模で実行可能な低演算量受信アルゴリズムを提案した。ここで、準理論解析的、および、数値解析的な両アプローチを適用し、性能限界を導くとともに動作確認を実施した。さらに、三連接符号器を用いたシステム提案を行い、従来課題であったエラーフロアの問題を解決した。今後は、実機による伝送実験を含めた研究が必要不可欠である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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