1. 前のページに戻る

Ready-to-made3次元骨再生キットの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 成瀬 桂子  愛知学院大学, 歯学部, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要骨再生機能は加齢により低下するため、高齢者における有効な骨再生法の確立は、高齢者の健康寿命延伸にとってきわめて重要な課題になる。 本研究の目的は、高度な設備を必要とせず行うことが可能で、高齢者においても強固な骨が再生する骨再生キットの作成を目指すことにある。本研究では、非動物由来の化学合成ペプチド(Panacea Gel(SPG178), メニコン社,名古屋)をスキャホールドとし、若年時の抜去歯より凍結保存することができる歯髄幹細胞(DPSCs)を用いた。我々は従来の方法より優れた骨分化誘導条件を見出し、凍結歯髄幹細胞を融解・培養した細胞を用いて3次元骨分化を誘導することができた。また、SPG178の骨形成スキャホールドとしての有効性については、特許出願を行った(特願2014-19237)。 今後は、SPG178、骨分化誘導因子、DPSCsについて様々な形で組み合わせた数種類の骨形成キットの作成を予定している。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst