世界初高温加熱用超長寿命・長尺セラミックロールの最適設計に関する研究
研究責任者 |
野田 尚昭 九州工業大学, 大学院工学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本研究では、1200°Cもの高温環境下で用いられる加熱炉中ローラーに使用されているセラミック被覆スリーブ(母材:高合金鋼)の肌劣化寿命を飛躍的に向上させうるセラミックススリーブ(軸:鋼)の設計課題である接合部の強度評価及び軸の抜けの検討を行った。その結果、1セラミックスリーブの張割れに対しては、テーパシャフトモデル。2軸の塑性変形に対しては、ショートテーパモデルがそれぞれ最適。3軸抜けを、初めてシミュレーションできた。今後は、1加熱炉条件を、より実態に近づける。2軸の抜けにおいて、ローラー試験片を用い、実験的に解析精度の向上を検証する。3併せて企業との共同研究を進めたい。
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