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自動車レーダ全車普及へ向けたプラスチック成型超低コストミリ波導波管スロットアンテナの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 榊原 久二男  名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2013
概要自動車レーダを全車に普及させることを目的とし、アンテナの低コスト化実現のために、プラスチック成形で導波管スロットアレーアンテナを開発した。プラスチック成形で製作する上で必要な構造上の制約条件を考慮してアンテナを設計した。また、次世代の自動車レーダを念頭に、広帯域特性実現のため、部分並列給電方式を考案した。電磁界解析の結果、±2GHzの周波数範囲で指向性方向が変化しないことを確認した。過去にアルミの切削加工で試作したアンテナをプラスチック成形で試作・評価したところ、利得低下量は0.4dBと、金属のアンテナとほとんど遜色のない特性が得られた。本研究により、プラスチック成形で、低コストで高性能なアンテナを実現できる目処が立った。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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