電気化学的バイオセンサによる乳酸光学異純度の検出システムの開発
研究責任者 |
里村 武範 福井大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本申請では超好熱菌由来色素依存性D-乳酸脱水素酵素を素子とした長期間連続使用可能で高感度にD-乳酸を検出可能なバイオセンサ開発を目的として研究を進めた。その結果、超好熱菌Sulfolobus tokodaii由来の色素依存性D-乳酸脱水素酵素を素子としたセンサシステムにおいて本申請のD-乳酸の検出目標値を上回るD-乳酸バイオセンサシステムの構築に成功した。今後、本酵素を用いたD-乳酸センサシステムの実用化のために、センサシステムの小型化、ハイスループット化を目指して企業との共同研究を進めていく予定である。
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