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エンジン吸排気バルブシートへの適用可能な高機能銅合金部材の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 千星 聡  東北大学, 金属材料研究所, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要一般自動車の低燃費化・低公害化を実現するためには、エンジンの主要要素部位である吸排気バルブシート材が耐熱性、高靱性、高熱伝導性、耐摩耗性に優れることが要件となる。本研究では、吸排気バルブシート材の基板材料としてCu-Cr系合金を採用することを提案した。本合金は耐熱性、靱性、熱伝導性の要求を高いレベルで満足した。特に、熱伝導性の点に置いては従来材(鉄系焼結合金)を凌駕する。更に、本合金の耐摩耗性の問題を解決するために、複合電析法により合金表面に銅/セラミックス硬質粒子複合層を被覆した。これにより、要求特性を全てクリアする高機能の銅合金複合材料が実現する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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