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T1強調磁気共鳴と蛍光の多機能マルチモーダルイメージング・ナノ粒子の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中村 教泰  徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部(医学系), 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要磁気共鳴機能性分子と可視蛍光分子を同時に有機シリカナノ粒子内部に効率よく含有させることに成功した。T1強調磁気共鳴においては有意な緩和時間の短縮に成功し、一粒子の可視蛍光の検出も可能であった。さらに近赤外蛍光分子と磁気共鳴機能性分子を同時に含有したナノ粒子の作成にも成功した。T1強調MRIにてマウス生体内の腫瘍組織の検出と粒子分布を観察することができた。さらに蛍光イメージングでは近赤外蛍光による腫瘍組織のin vivo検出、可視蛍光による腫瘍組織における粒子の分布や細胞から分子レベルに至る連続的観察を行うことができた。本開発により腫瘍組織のT1強調磁気共鳴と近赤外蛍光と可視蛍光による蛍光のマルチモーダルイメージングが可能となった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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