1. 前のページに戻る

高耐久性導電性高分子開発に向けた新規モノマーの効率的合成法の開発研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 八谷 巌  三重大学, 工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要当初掲げた電気伝導度、空気中における安定性、耐熱性のいずれもがPEDOTの2倍の値を示す新規PEDOT誘導体の効率的製造プロセスの構築を行うことはできなかったが、市販の2,3-ブタンジオンから、わずか2工程で置換基を有するモノマーのEDOT誘導体が合成できることを明らかにした。今後、2,2-ジメトキシ-2,2-ジメチル-1,4-ジオキサン誘導体合成の収率向上、およびその誘導体からモノマーのEDOT誘導体合成の反応条件を確立する。さらに、EDOT誘導体の重合による新規PEDOT誘導体を合成し、その電気伝導度、空気中における安定性および耐熱性を評価し、有望なモノマーへ絞り込んだ後、工業的モノマー合成プロセスの構築ための新規加熱方式の検討を実施する予定である。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst