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オオカミ尿由来の恐怖誘起物質による野生動物との共存

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 柏柳 誠  旭川医科大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度) 2013
概要本研究の最大の成果は、ピラジン誘導体が害獣として北海道で多大な被害をおよぼしているエゾシカに忌避および恐怖を引き起こすことを確認したことである。工業的に合成された化合物で、シカのような大型動物に統計的な有意差をもつような科学的な検証を行った初めての研究成果である。また、申請者が行った検証の範囲ではエゾシカおよびマウスにおいて、簡単には慣れが生じないことを確認した。さらに、新たにオオカミ尿中に存在するピラジンがマウスに恐怖行動を誘発することを見いだすとともに、有機合成されたピラジン誘導体の一部は恐怖行動を誘発することを見いだした。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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