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ラン藻細胞外放出多糖の安定的大量生産システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 大城 香  福井県立大学, 海洋生物資源学部, 名誉教授
研究期間 (年度) 2013
概要ラン藻(シアノバクテリア)が生産する細胞外放出多糖(以下EPS)は、高い保水力、優れた金属吸着能等を有する機能性生物ポリマーであり、この特性を生かした工業的利用が期待される。EPS安定的大量生産系確立を最終目標に、新規に分離した高EPS生産株を用いてバイオマス生産量を向上させる培養法を開発した。EPS生産ラン藻は細胞塊を作って増殖するため、培養液深度を浅く(<2.5cm)することで、撹拌や通気を必要としない培養が可能となった。浅い培養液を入れたプラスチック容器を培養槽として利用することで培養槽軽量化(<5Kg)による細胞回収・容器洗浄作業等の負担軽減、さらに培養容器を立体的に配置することで培養容器単位面積あたりのバイオマス生産量を向上させることが可能となった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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