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触媒膜リアクターによる難分解性有機物を含む水処理技術

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 熊切 泉  山口大学, 理工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2013
概要難分解性化合物が含まれる排水を低コストで浄化できる水処理技術の開発が強く望まれている。本研究では、触媒湿式酸化法と膜分離法を組み合わせた触媒膜リアクターによる、低温・低圧での処理法を提案し、低濃度でも有害な溶存有機物の酸化分解処理への応用を検討した。目的としたフェノールの分解性能がある触媒膜は得られなかったが、白金触媒の担持法として、従来の水素中還元を代替しうる窒素雰囲気での調整や光還元法を試み、これらの手法でも水中でのギ酸分解が行える触媒膜が作成できること、支持体上にナノサイズの白金が分散担持していることを示した。また、酸化マンガン系の触媒膜の作成方法を開発した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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