超小型レーザ・ディスプレー用3原色レーザ集積化光合波器の開発
研究責任者 |
勝山 俊夫 福井大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
|
研究期間 (年度) |
2013
|
概要 | めがね型網膜走査ディスプレーに代表されるレーザ・ディスプレーの超小型化を目指し、その鍵技術である3原色レーザ集積化光合波器の研究開発を進めた。本研究責任者が発明し、実際にそのプロトタイプを実現している導波路型の光合波素子をベースに、半導体レーザを同一Si基板上に集積化するための最適構造の検討を行った。その結果、合波素子をSi基板上に実際に作製することに成功した。またレーザからの光入射効率の向上、レーザチップからの熱を外部に効率よく逃がす半導体レーザの配置方法の最適化を達成した。最終的なレーザ集積化光合波器プロトタイプの作製は、現在進行中のA-STEP研究成果最適展開支援プログラム・シーズ顕在化タイプのテーマの基に実施し、ここで目標光出力効率:70%以上、合波器長:7mm以下を達成する見込みである。
|