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MSE型ゼオライトの迅速合成で得た新規触媒の固体酸性質制御による高性能化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 窪田 好浩  横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授
研究期間 (年度) 2013
概要MSE骨格をもちAlを含有する新規なゼオライト触媒YNU-3を固体酸触媒として用い,パラフィンの接触分解における低級オレフィン,特に需要の高いプロピレンの高選択製造を検討した。その結果,YNU-3がヘキサンのクラッキング反応に対して,既存の工業触媒としても有用なZSM-5ゼオライトと同等以上の活性を示すとともに,プロピレンをより高選択的に与えることを確認するとともに, YNU-3触媒の活性点となるAlサイトの量を制御する調製方法を確立した。さらに,活性点位置の制御につながる仮説を見出したので,これを利用して今後はさらに高性能な触媒の設計につなげていく予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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