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直並列形電力変換器によるループ配電系統の線路損失低減とノード電圧制御

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 竹下 隆晴  名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2013
概要太陽光発電などの発電量急変により電力配電系統の電圧変化が大きくなってきている。この対策として,本開発では,従来の放射状系統をループ化し,ループコントローラとしてUPFC(Unified Power Flow Controller)を用いてノード電圧制御と変換器容量低減制御を開発した。具体的には,UPFCの直列形変換器では配電系統のノード電圧のバラツキを抑える働きが,並列形変換器では配電系統全体のノード電圧を降圧または昇圧する働きがあることをそれぞれ明らかにした。変換器容量低減法として,直列形と並列形変換器の協調制御法を提案した。配電系統モデルにおける電圧制御実験で,協調制御により,並列形単独制御の変換器容量の32%に低減できた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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