1. 前のページに戻る

化学修飾した木粉によりα-リポ酸の代謝誘導作用を強化して鶏肉品質を向上させる特殊飼料の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 濱野 美夫  秋田県立大学, 生物資源科学部, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要α-リポ酸は代謝調節作用を有することから鶏肉の旨味成分と脂質組成を改善する機能がある。そこで本研究は、化学修飾した木粉を併用することによりα-リポ酸の効果を増強させることを目標とした。また、長期給与した化学修飾木粉の作用の特徴を明らかにした。化学修飾した木粉には、α-リポ酸と同様に生体ならびに鶏肉の旨味成分の蓄積を促し、脂質成分等の代謝にも変化をもたらす作用があった。しかし、α-リポ酸の肉質改善効果を化学修飾した木粉で増強することはできなかった。今後は、本木粉の化学修飾方法等の仕様を改良し、α-リポ酸の肉質改善効果の増強を図る。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst