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廃棄ナシ剪定枝からの有用物質の効率的な抽出法に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 佐々木 千鶴  徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 助教
研究期間 (年度) 2013
概要本研究課題により、農業廃棄物である未利用の日本ナシの剪定枝を樹皮と幹に分けて有用物質の抽出を試みた結果、樹皮に美白作用を有するポリフェノールであるアルブチンの多くが存在することが明らかとなった。また、得られた粗アルブチン抽出液のマウス由来B16メラノーマ細胞を用いたメラニン産生抑制試験では、コントロール(100とした場合)のおよそ70%のメラニン産生抑制があることが確認され、他の顕著なメラニン産生抑制を示す化学物質に見られるような細胞毒性を示すこともなく、天然の植物由来の特性を生かす緩やかな効果を持つことが実証でき、実用化の可能性が示唆された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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