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ペプチド修飾シリカを用いた充填カラムの開発とレアメタルイオンの選択捕集システムへの応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 谷本 智史  滋賀県立大学, 工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要本研究の最終目的は、ペプチドで修飾したシリカ粒子を調製し、金属イオン選択捕集カラム充填剤とすることである。期間内には適応可能な金属イオン種とペプチド種の組み合わせについて検討し、選択捕集の可能性を探ることを主たる目的とした。 ペプチドとしてポリグルタミン酸とポリリジンを選び、それぞれのペプチド修飾シリカ粒子を作製し、金属イオン水溶液からの捕集実験を実施した。AuとPdの混合系での捕集実験を実施したところ、ペプチド修飾シリカ粒子が金イオンの選択捕集に適用できることがわかった。結果を速度論的に解析した結果、金とパラジウムの吸着速度の違いを明らかにできた。また、捕集金属の脱着についても検討した。ポリグルタミン酸で白金を捕集する系での高効率な脱着性能を見出した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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