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硬脆材料への小径穴あけ加工における加工精度の安定化の実現を目指した加工技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 溝渕 啓  徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 講師
研究期間 (年度) 2013
概要本研究では,硬脆材料へ加工精度の高い穴を加工するための加工技術を構築するために,市販工具と違った工具形状を成し,かつ他に類を見ない工具を開発し,この工具の加工性能について検討を行った.本工具により,小径貫通穴加工時に問題となる工作物表面および裏面での欠けや割れ等は,肉眼で判別できないほど小さくできた.工具の耐久性は実用化可能穴数に近づき,加工穴数に対する穴直径の減少推移は小さかった.また,高精度な穴加工の実現のため,穴の精度や直穴以外の穴形状の加工などの検討も行い,穴深さの深い穴や斜め形状の穴等を高品位で高精度に加工することに成功した.本研究の成果から,ガラス以外の硬脆材料にも安定した加工精度で多数の穴を加工するための技術を構築することが期待できる.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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