研究責任者 |
高田 晃 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 食味が優れた易抽性ダイコンは抽だいするため春栽培ができない。本研究課題の目標は副作用を示すことなくダイコンの抽だいのみを抑制する阻害剤を開発し、より付加価値の高いダイコン栽培を可能にすることである。水耕栽培法等を活用した抽だい阻害試験を指標に各種抽だい阻害剤候補物質の比較検討を進めた結果、得られた抽だい阻害剤は葉の黄化などの副作用を示すことなく、抽だいを抑制できることを実証できた。今後は本剤の量的供給面の改善、自然条件下での抽だい阻害活性評価等を経て、実用化へ向けて研究を進展させたい。
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