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インフルエンザウイルスRNAポリメラーゼの阻害抗体によるペプチド創薬研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 朴 三用  (財)神奈川科学技術アカデミー, 革新的インフルエンザウイルス創薬プロジェクト, プロジェクトリーダー
研究期間 (年度) 2013
概要インフルエンザウイルスRNAポリメラーゼは (PA, PB1, PB2)3つのタンパク質から構成されており、それぞれのタンパク質が正しく結合する事によって転写・複製が行われ、ウイルスの増殖につながる。そのため、他のウイルスタンパク質と比べ変異が起こることが少ないため、新規薬剤ターゲットとして注目されている。本研究は、RNAポリメラーゼのPB2サブユニットのRNA結合ドメイン(530-759)のタンパク質を抗原として、モノクローナル抗体を作製し、ウイルスの増殖の過程を可視化する事に成功した。現在、抗体とのタンパク質複合体の構造解明のため、結晶化を進めている。今後、ウイルス増殖の過程を可視化の技術の高度化や、開発された抗体の分子生物学的なマーカとして、開発して行く予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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