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メタノール資化性細菌を利用した廃グリセリンの資源化技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 阿野 嘉孝  愛媛大学, 農学部, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要バイオディーゼル燃料(BDF)は、カーボンニュートラル・再生可能資源として今後の利用拡大が望まれているが、その製造過程において高アルカリ・メタノールを含有する廃グリセリンを副生し新たな環境負荷物質として対策が求められている。微生物を用いた廃グリセリンの資源化技術はいくつかの事例が報告されているが、生体に毒性を示すメタノールによる反応阻害が確認されている。 本研究課題では、メタノール毒性に強いメタノール資化性細菌を特定の培養条件で増殖させ、生体触媒として用いることでメタノールの存在にも左右されないグリセリン変換反応が実現できることを見出し、廃グリセリンの資源化技術の科学基盤を得ることができた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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