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特異的シグナル伝達制御因子を標的とした糖尿病治療薬の新規探索システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 佐藤 孝哉  大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2013
概要骨格筋におけるインスリン不応答性糖取り込み能の低下は、2型糖尿病の一因である。本研究では、骨格筋におけるインスリン応答性糖取り込みシグナル伝達系の蛋白質性構成因子を標的とする創薬を目指した候補化合物のスクリーニング系の開発を計画した。とくに、研究開発担当者らがこの系で重要な役割を果たしていることを独自に見出したGTP結合蛋白質Rac1の調節因子であるFLJ00068標的とした。本年度は、このスクリーニング系で用いる細胞株の構築、Rac1の活性化と糖取り込みを同時に検出する系の構築を目指して検討を進めた。使用する細胞系の構築は現在進行中であり、検出系に関しては、種々の条件検討を進め、一定の知見を得ることができた。スクリーニング系の完成に向けて、現在も研究が進行中であり、今後の継続とさらなる進展が望まれる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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