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抗生物質耐性菌の発生抑制剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 間世田 英明  徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要本研究課題は、申請者が見出した細菌の抗生物質耐性化を引き起こすタンパク質を阻害し、今まで全く開発されてこなかった新規コンセプトである耐性菌の出現阻害薬・感染症発症予防薬の実現を可能にする効率的スクリーニング法を確立するものである。そして、そのタンパク質の機能が抑えられた時のみ、薬剤耐性や蛍光が発揮されないようなスクリーニング系の構築を試みた。その結果、実際に、抗生物質耐性化を引き起こすタンパク質を破壊した株では、耐性が発揮されないが、破壊していない株では、抗生物質耐性を高頻度で発揮したことから、阻害剤を効率的にスクリーニング可能なアッセイ系の作成に成功した。しかし、残念ながら、蛍光発現によるアッセイ系の作成には成功しなかった。今後は、新たなアイディアによる蛍光発現アッセイ系を作成するとともに、現在までに作成しているアッセイ系や作られるであろう蛍光のアッセイ系を用いて、世界初となる耐性株をださない薬の開発をすすめていく予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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