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自己組織化単分子膜による毛織物へのドライプロセスはっ水加工技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 村井 美保  あいち産業科学技術総合センター, 尾張繊維技術センター, 主任研究員(移行)
研究期間 (年度) 2013
概要自己組織化単分子膜(SAM)形成技術を利用した毛織物へのはっ水加工技術を確立することを目指し、研究開発を行った。毛織物にはっ水性能を付与するためのSAM処理条件について検討し、処理布の物性を評価した。SAM処理条件は、織物の水分率を高めることにより一定の効果が得られることが分かった。また、初期性能として水滴接触角140°以上、はっ水度4級を得られる条件を見出すことができ、目標を達成した。また、この条件で処理布の洗濯耐久性も向上できることを確認した。物性面では、風合い測定の結果から、曲げ剛性、せん断剛性がSAM処理により和らぎ、ソフトさを向上させる傾向があることを確認できた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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