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薬理活性物質タウリン類縁体の効率的合成法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中村 修一  名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要腎・肝機能障害、高血圧などに対し薬理活性を有するタウリン誘導体の効率的不斉合成手法の開発をめざし、アジリジンへのトリメチルシリルイソチオシアネートによる不斉開環反応を検討した。このようなアジリジンへのイソチオシアネートによる不斉開環反応は、これまでにまったく報告されていなかったが、我々が開発したイミダゾリン-リン酸型新規不斉触媒を用いることで、高エナンチオ選択的に反応が進行し、光学活性なβ-アミノチオシアネートを得ることに成功した。また、得られた化合物からタウリン誘導体への高効率的な変換にも成功した。今後は研究紹介を随所で行い、連携企業を見つけた後、企業との共同研究によって、腎・肝機能障害、高血圧に効果を生じるタウリン誘導体の探索合成を行いたい

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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