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持続可能な社会に必要となる高強度繊維強化熱可塑性プラスチックの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 鮑 力民  信州大学, 繊維学部, 教授
研究期間 (年度) 2013
概要繊維強化複合材料(FRP, 熱硬化性樹脂を使用)は高強度で, 航空宇宙を始め, 広い分野に発展している. FRPのリサイクルが困難などのため, 母材に再利用しやすい熱可塑性樹脂を使用することが注目されている. 本研究では今までの連続繊維強化熱可塑性プラスチック(FRTP)の繊維含有率がかなり低い欠点を克服し, FRPなみの力学特性をもつFRTPの新成形法を提案し, 高温熱可塑性樹脂(エンプラ)への応用を試みた. 成形方法の改善や改良によりFRPと同じ繊維含有率と力学特性を持ち, FRPより高い耐高温性をもつFRTPの開発が成功した. 新方法がシンプルで, 会社への移転について数社と話中で, 運送体などへの応用を期待している.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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