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液体中でも動作する特殊レンズドファイバ技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 白石 和男  宇都宮大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2013
概要2種のレンズドファイバ、PC型とHILC型、のフェルール化技術を確立し、本研究が当初目標としたレンズドファイバの堅牢化と量産に向いた作製法の開発を達成した。得られたレンズドファイバは光学特性にも優れ、PC型では標準単一モード光ファイバ(SMF)中を伝搬する波長1.55μmの光ビームを、液体中で直径1.0μm(波長の65%)に集光できた。これは、世界最高の集光性能であるほか、挿入損失は0.2dB以下、反射減衰量は27dBと良好である。2種のレンズドファイバを、スポットサイズ変換器付きシリコン細線導波路との結合系に応用した結果、高効率結合が可能であることを証明した。医用分野への展開は今後の課題として残った。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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