新規構造を有するアングサイクリン類を生産する放線菌の効率的な探索と生合成遺伝子の利用
研究責任者 |
川崎 崇 立命館大学, 薬学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 抗腫瘍活性や抗生物質などの有用な活性を持つ物も多い芳香族ポリケチドであるアングサイクリン類を生産する放線菌をアングサイクリンの生合成遺伝子を指標として効率的に探索する方法を確立した。また、生合成遺伝子を指標に探索した放線菌において新規構造を有する可能性があるアングサイクリン類が見出された。そこで見出されたアングサイクリンの単離と精製を行い、生物活性評価を行った。今後の展開としては、取得したアングサイクリンの構造を決定すると共に、有用な生物活性があるかどうかの評価を行う予定である。
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