科学的根拠に基づいた改新的な術中骨折予防技術の実用化研究
研究責任者 |
酒井 利奈 北里大学, 医療衛生学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本申請では人工股関節置換術で生じる術中骨折に対して、科学的根拠に基づいた新しい骨折予防システムを開発した。医師にとって取り扱いやすく、患者にとって負担のない非侵襲の診断技術であり、医療現場の利用ニーズに応える「正確かつ低コストに測定可能とするシステム」となった。本研究課題の意義は、医師と患者双方にとっての安心と安全を提供することにある。本研究成果が応用展開された際には、社会に十分に還元でき、有益性も高い。本シーズは臨床研究段階にあるため実用化に近く、残された技術課題であるシステムの小型化をクリアできれば技術移転の実現が期待できる。今後の展開として、現在申請中の特許と類似した技術に新知見を加えた新規特許の出願を予定している。
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