研究責任者 |
三枝 正彦 豊橋技術科学大学, 学内共同利用施設等, その他(移行)
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 我が国の園芸土壌、とりわけ施設園芸土壌では硝酸態窒素やリン酸、塩基類が集積し、収穫物の硝酸集積が著しい。またホウレンソウをはじめとする野菜の栽培では間引き作業にかかる労力が大きい。これまでの研究でアンモニア系肥効調節型肥料を接触施用すれば、人の健康に関わるホウレンソウの硝酸含量や蓚酸含量が低減し、逆にビタミンC(VC)が向上することが明らかにされている。そこで近年開発された水溶性シードテープを用いて、ホウレンソウやレタス、コマツナ、ハツカダイコンの肥料、種子同位置設置シードテープを作成し、これら野菜栽培の大幅な省力化と生産物の硝酸含量の著しい低減、およびVC含量の向上の可能性を明らかにした。
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